①もとの「アブストラクト(抽象画)」は、
イギリス国立ノッチンガムトレント大学の学生による文化学園大学でのワークショップでの師範。
その日の感情を自由な発想で紙面に表現しました。
②アブストラクトをいくつかのパーツに分けてファッションを構築。
普段の服にはないフォルムの美しさを大切にしてみました。
③「1m」の大きさの手描きの線画をデジカメで撮影。
ここからは線画の色、服の着色、メイク、テキスタイルなどなどすべてデジタル加工になります。
人物とドレスを色分けして肌露出のバランスを調整、素材の透け感も検討します。
④ブラシツールはカスタムして水彩画のタッチが出るようにしました。
背景もマーメイドの荒目を意識して「フィルタ加工」で髪質を表現しました。
⑤服の素材感を出すためにテキスタイルをデザイン。
デザインしたのは、左の黄色い一列のみ。あとはその繰り返しです。実際の生地もそうなっている物が多いです。
⑥市松模様の床の中にアブストラクトをクリッピングマスク(はめ込み)して、床の中にも「感情」を込めます。
⑦ギャラリーにはイラストを額に入れて展示。
額は神田木工所代表の鬼才神田昌英氏の一作